祝・・・第1楽章 [イベント]
2011年11月5日 19:00
ホテルBに於いて
18:30集合予定
皆早めの到着
仕事だった私も慌てて支度をして会場へ
あらかじめ決めておいた席に各々12名が着席
即興で私の司会進行で会がスタート
まずは本日メインの父からの挨拶
(密かに母もサブメインなんだけど母はまだ何も知らない)
私も今では75歳になった 社会的には後期高齢者だ
47年勤めた会社を退任することを決意し決算も終わった
今まで諸先輩方に支えられここまでやってこれた
その中でも今目の前にいる妻には自分の全てを受け入れてもらい
一番支えてもらってきた
本当に自分を健康に産んでくれた両親をはじめ皆に感謝して
第一の人生を終えた
とまずは挨拶が終了
そして話は父の生い立ちへ
幼少期島根で生まれ育ち周りには山や川・畑しかなかった
食べる物もろくに無く学校の校庭を耕して芋を育てそれが食料源となっていたと…
7人兄弟の父の家は貧しく裸足で山や川を過ごしていた
人間鍛えれば裸足でも山も歩ければ川も渡れるほど強いのだと語った
毎日片道4Kmの小学校も裸足で通ったそうだ
小学校に入って一年生のある日
父は生の大豆に食あたりし40日の高熱を出し
当時のお医者様には見放されたそうだ
その時父の父
今は亡き祖父が毎日出雲大社にお参りに行き祈願した途端に
父は回復し命拾いしたのだそうだ
父が信心深いのはここから来ているのかもしれない
父はその時こう思ったそうだ
なぜ生き返ったのだろう?まだやるべき事があると言われているように思ったそうだ
そして
一度は死んだ人間
人生楽しもう
好きな事を存分にしようと
小学校から中学校までは家の手伝いばかりで成績はビリだったらしい
どこにも入れるはずのない高校は祖父のつてで入れてもらったところに大きな出逢いがあった
先生だ
勉強がまったく出来ない父をその先生は熱心に教えてくれたそうだ
そこから父は学ぶことのおもしろさや楽しさを知りなんとその高校を首席で卒業
後に大学の法律学部に入り弁護士を目指す
そこではとても恵まれ個室での勉強が出来たそうだ
しかし弁護士になる為の6項目の内どうしても2項目がクリア出来ず夢を断念
一般企業に就職
下宿先で27歳の時に管理人と友人だった母と出逢う
結婚を決めるがその時父は1文無し
2年間貯金するが結局親たちを頼らざる得なかったらしい
その2年後友人たちと会社を立ち上げる事を決意
持ち前の真の強さと野山を駆けずり回って鍛えた足腰で
本社を立ち上げ工場に至ってはベトナムを含め5箇所まで広げ今日があると
父はここまでこれたのも全て人と人の繋がりだという
47年間 誠実・情熱・熱意を信念としてやってきたが
この3つさえあればもうダメだと思った時でも必ず誰かが手を差し伸べてくれる
出逢いはとても大切
その出逢いの中で人生がどう変わるかは自分次第だと
そして最後のわがままとして
後2年だけ何も分からない状態で立ち上げたベトナムの会社で
第2の人生をがんばらせて欲しいと
帰ってきたら母とゆっくり過ごしたいと
予定より長い挨拶だったけど
子供たちもちゃんと父の話をよく聞いていた
私ですら知らない話が沢山あって本当に父の生き様を知ったような気がした
その後は乾杯に入るが続きは第2楽章で…
いよいよメインの始まりです
お父様、ご幼少時代は大変なご苦労をなさったのですね。
それにもめげず、常に努力をなさって今の地位をお築きになった、
素晴らしい事です。
75歳になられてもまだチャレンジ精神を失わず、
ベトナムで頑張ってこようとの意欲にも感心するばかりです。
あうりん様の頑張りは、お父様譲りなのですね。
第2楽章、楽しみにしています。
by 青い鳥 (2011-11-13 14:41)
青い鳥さん♪
ご訪問ありがとうございます。
後は父が無事にベトナムから帰ってきてくれることを
祈るばかりです。
私の頑張りはまだまだ父には及びませんが青い鳥さんに
頑張っていると思われていることがとても嬉しいです。
ありがとうございます。
第2楽章まもなくアップいたします。
COLEさん♪
ご訪問とnice大変嬉しく思います。
ありがとうございます。
by あうりん (2011-11-13 22:02)